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ヘルペスになると起きる症状や自分で気がつけるのかについて

2020年04月29日
ウィルス

初めてヘルペスに感染して症状が出た場合は、水ぶくれや赤み、発疹だけでなく、多くの場合で重い全身症状が出ると言われています。唇やその周辺に見られる口唇ヘルペスでは、ピリピリとした刺激のある不快感や、ムズムズするような痛みを伴うかゆみが初期症状として現れるケースが多いです。感染してすぐの時期は、水ぶくれなどは見られませんが、早い場合で初期感染から数時間後、遅い場合で数日経過してから、唇や周辺の皮膚などに水ぶくれや赤みなどが現れます。水ぶくれが破れるとかさぶたになって、治るまでに2週間程度かかるのが一般的です。

初期感染では、5mm程度ある大きめの水ぶくれが多く見られるほか、顎下にあるリンパ節に腫れが出たり、高熱が出たりするなど自覚症状は強めに出ると言えるでしょう。比較的自分で気付きやすいことで、治療を開始しやすく、重症化を防げる場合が多いです。

性器ヘルペスの初期感染も症状が重く、口唇ヘルペスと同様に発熱するほか、性器周辺に出る症状に痛みが伴い、排尿困難や歩きにくくなる場合があります。初期感染後2日から10日程度は潜伏期間と言われ、目立った症状は見られませんが、その後は性器や肛門の周辺に赤みやただれのほか、発疹や水ぶくれなどが出るのが一般的です。

一方で、性器ヘルペスも口唇ヘルペスも再発の場合は、患部の状態が初期感染の時と比較して軽度の場合がほとんどで、再発していると自分で気付けずに、誰かに感染させてしまうケースもあるので注意してください。患部の範囲がせまく、水ぶくれや赤み、ただれなどの症状はあっても軽いのが特徴で、発熱などは見られないのが一般的です。

再発の場合も、水ぶくれなどが見られる前の時点で、皮膚がチクチクする、ムズムズするなどの違和感を感じます。ほてりやかゆみを伴う場合も多く、再発を何度も経験している患者であれば、症状が出そうなタイミングが分かるようになるケースも少なくありません。

また、アトピー性皮膚炎の人がヘルペスに感染すると、重症化してカポジ水痘様発疹症と呼ばれる皮膚感染症につながる場合があります。発熱やリンパ節の腫れなどがあり、顔や体に痛みがある小さいサイズの水ぶくれが出るので、アトピー性皮膚炎の患者はすぐに医療機関を受診してください。発疹が広がりやすく、ほかの細菌感染をする可能性が高いですが、適した治療を受ければ初期感染の場合で、2週間から4週間程度で治癒します。