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口唇ヘルペスはキスや間接的なものでもうつる可能性があるの?

2020年05月28日
悩んでいる男性

口唇ヘルペスは性行為をしなくても、キスでうつる可能性がありますから注意が必要です。キスによる感染が多いのは、唇やその周辺の皮膚が薄いためで、ウイルスが接触すると侵入しやすい環境だからと言えるでしょう。特に、乾燥などで唇があれていたり、傷口があったりすると、感染してしまう確率は上がります。キスをする相手の唇やその周辺の皮膚に、水ぶくれやただれなどのヘルペスに見られる症状が出ていれば、唇に直接触れる行為は避けてください。

また、症状がない人とのキスでも、口唇ヘルペスがうつる可能性がありますから、不特定多数との濃厚な接触をする機会がある人や、ヘルペスを発症したことがあるパートナーがいる人は注意が必要です。ヘルペスウイルスは症状がない場合は神経節へ潜んでいますが、時期によっては唾液にウイルスが出ている時があります。この時期に感染者とキスをしてしまうと、唾液を介して感染する可能性が高くなるでしょう。

キスによる口唇ヘルペスの感染では、赤ちゃんへうつしてしまうリスクも低くはなく、特に産後の母親は気を付けるようにしてください。免疫機能が低下しやすい産後は、口唇ヘルペスが起こりやすい時期ですし、発症していることに気付かずに、キスや頬ずりで愛情表現をしてしまうと赤ちゃんの唇にウイルスをうつしてしまいます。唾液からの感染も考えて、世話をする時にはマスクを着用する、手を良く洗浄する、などの衛生管理を徹底するようにしましょう。

また、症状が出ている人が使用して、ウイルスが付着した物に触れるなどの、間接的な接触で感染するケースも少なくありません。良くあるのが、タオルや食器を共有したために起こる感染で、パートナーや家族に発症している患者がいる場合には、ある程度注意しながら生活を送ってください。赤ちゃんがいる家庭では、シーツの共有を避けるのも良いです。

ヘルペスの患部に見られる水ぶくれは破れやすく、内部にはウイルスがたくさん生存しています。バスタオルやグラスなどは患部に接触しやすく、ウイルスが付着しやすいので、患者が使用した場合はそのまま別の人が使わずに洗剤などで洗浄を行ってから使用すると良いでしょう。ヘルペスウイルスは粘膜でなければ健康的な皮膚に接触しても一般的に感染はしませんから、過度に神経質になる必要はありません。しかし、皮膚に傷や湿疹がある人や免疫力が低下している人などは、感染リスクが高くなるので十分気を付けましょう。